いま なぜ こども園なのか

いま なぜ こども園なのか


どうして、「認定こども園」が出来てきたのでしょうか。それは、「少子化」と「共働き家庭の増加」が関係しています。

 

私立幼稚園と地方の公立幼稚園は、今、入園する子どもの数が減っています。1クラス10人程度の幼稚園もあります。

 

これから、どんどんと少子化が進んでいきます。このままでは、いずれ幼稚園が運営できなくなると考えられています。

 

 

なぜなら、1日4時間しか預かれない幼稚園は、専業主婦の母親がいる場合が多かったのです。しかし、現在では、共働き夫婦が増えてきました。

 

一方、都市部の保育園は満員で、入園を待っている「待機児童(たいきじどう)」がいます。備品も保育士も、十分に揃っていないところもあります。

 

この状態を、改善するために、「認定こども園」が考えられました。

 

子どもが少ない幼稚園で、0~2歳児を預かったり、延長保育ができるようにすることで、入園できる子どもを増やしていく。保育園は、親が働いていなくても、子どもが預れるようにする。

 

こうして、幼稚園と保育園の違いをなくし、「幼稚園の子どもが減っている」ことと「待機児童」の問題を、一気に解決しようと考えたのです。

 

特に、公立幼稚園と公立保育所の一体化は、政府がぜひやりたいと願っています。

 

 

例えば、30人預かれる場所に10人ほどしか子どもがいないとしましょう。

 

ですが、子どもが30人でも10人でも、教諭は必ず1人いるし、暖房などの光熱費もいる。公立幼稚園の場合、この人件費や光熱費は、すべて税金からまかなわれていますので、基準いっぱいまで子どもがいるほうが、効率がいいというわけです。

 

反対に公立保育所は子どもが増えています。これは、生活保護や低所得の家庭が増えていることと関係しています。そこで、できるだけ空いている施設を使って、子どもを預かれるようにしたいのです。

 

すでに公立幼稚園・公立保育所を一体化して、「認定こども園」をはじめた市町村もあります。

 

 

今後は、一部の「ブランド幼稚園」(有名私立幼稚園)を除いて、すべて「認定こども園」になるという見方もあります。

 

また、反対に、「本当に子どもにとって、認定こども園になることがいいのか?」という話し合いが十分にされていないという反発もあります。

 

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