保育園義務化はできるのか?

保育園義務化はできるのか?

所沢市の育休退園問題の行きつく先は、「誰もが子どもを希望の園にあずけられたらいいのにね。」という、親の願いになるのでしょう。

「誰もが通える」「待機児童がいない」ということは、つまり保育園を小学校のような義務教育にしてほしいということなのだろうか・・・?と、私は感じます。

実際、そんな本も出版され、議論になりかけているようですね。でも、私はそこには、大きな大きな壁があると思います。

それが、「保育士」の確保です。

例えば、小学校1年生の子どもたちは、現在は、35人までを1人の担任でみることができます。

それに対して保育所で保育士の数は、

・0歳児3人につき1人
・1歳、2歳児6人につき1人
・3歳児20人につき1人
・4歳以上児30人につき1人

と、なっています。

35人の0歳児がいれば、保育士は最低12人も必要になります。

0歳なら、おむつ替え、離乳食などもあり、1人で3人もの赤ちゃんを見ることは難しく、多くの保育園では配置基準よりも多くの保育士を雇っています。

現在ですら、保育士不足なのに、さらに保育園がふえ、0~2歳の子どもたちを預けることが当たり前になってきたら、一体どうなるのでしょうか・・・。

所沢市の市長が「子どもはお母さんの側にいたい」と発言し、批判を浴びましたが、0~2歳の子どもたち(乳児さん)は、それだけ身近な大人との信頼関係が大切で、そのために保育士の配置も多くなっています。

保育士が増えないから、1人で4人みられるようにしようといった議論は、今のところ出ていませんし不可能でしょう。

保育士を増やすことは、今、本当に!!考えないといけないことなのです。

「保育園がもっとあったらいいな。」と思っているお父さん、お母さん。どうやったら保育士が増えるのか、一緒に考えて下さい。そして、みなさんの中から、保育士資格に挑戦しよう!と考えて下さる方がでてくれば、本当にうれしいなと思います。





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