保護者さんの対応って大変ですか?

保護者さんの対応って大変ですか?

大変な保護者ばかりではありません。

 

どの仕事についても、人と接する仕事には悩みはつきものですので、保育士だけが不当にしんどい思いをしているわけではないと思います。

 

ですが、子ども相手の仕事というイメージが強いので、実際仕事に就いてから保護者さん相手の仕事の多さにびっくりされる方が多いのではないでしょうか。

 

保育士の仕事は、子ども相手の仕事ではなく、子どもと保護者相手の仕事だとイメージしておいて下さいね!保護者対応で気をつけるポイントを、私なりに挙げてみました。

 

主訴をつかむ

ちょっと難しい言葉になってしまいますが、カウンセリングの世界では「主訴(しゅそ)をつかむ」という言い方をします。

 

これは何かというと、相談に来られた方の一番言いたいことは何か?ということを的確につかむということです。

 

保育園は、保護者にとってとても身近な存在です。特に、周りに親しい人のいない保護者にとっては、保育士が自分の思いを聞いてくれる身近な存在だと、頼りにしている人も多いのです。

 

ですので、日々のたまった不安や悩みが、ごちゃまぜになって出てくるということもあります。

 

その混乱した話の中から、その人が一番言いたいことは何なのかを探るのが大切です。

 

中には頭に血が上っていて、「こんなこともあった。その前にはこんなこともあった。」と過去にさかのぼってどんどん不満がでてくる場合もあります。

 

ですが、相手が最も言いたいことを冷静に聞き取るようにしましょう。

 

脅し文句に屈しない

保護者さんの中には「上司に言う。」「弁償しろ。」「訴える。」などという言葉を使う人も、残念ながらいます。

 

こういう人は、初めに脅すことで自分の言い分を通そうとする場合が多いのです。実は小心者で、周りから孤立している場合も少なくありません。

 

ですので、必要以上に怖がらないようにしましょう。こういう場合は、自分から園長先生や先輩の先生を呼びに行き、一人で話を聞かないようにするといいと思います。

 

管理職の先生たちは、こういった保護者の不当な要求に対して、どう受け答えするか研修を受けていることもありますし、いざとなれば保育士も弁護士に相談することが出来ます。

 

小学校・中学校などでは、このような事例が増えてきましたが、保育園はまだ少ないと思いますので、安心してくださいね。

 

中立の立場で話す

例えば、子ども同士がケンカして片方が怪我をした場合や、子どもは仲良くしているのだけれども、家の教育方針が違うなどで「あの子とは、仲良くさせないでほしい。」という要望があるといったような、対立する保護者関係の間にたたされることもあります。

 

保育士は、どちらか一方の話を鵜呑みにしないように気をつけましょう。

 

また、保育園で起こったケンカやケガを保護者に知らせるときにも、できるだけその時の状況を話すようにします。

 

「○○ちゃんは、悪くないと思う。」など、保育者の主観で話してしまうと、誤解をよぶこともあります。

 

また、こういった園での出来事は、自分の監督不行届だったことを、まず伝えるようにしましょう。

 

保育を充実させる

保護者は、子どもたちが楽しんで、かつ安全にすごすことができ、その子なりの成長が見られる保育園・保育士なら、それが一番満足なのです。

 

保護者さんとたくさん話をしたり、連絡帳に長い文章を書くといった、丁寧な保護者対応も必要ですが、なにより大切なのは子どものこと、そして保育の内容です。

 

これが充実していれば、保護者はそれほど理不尽なことを言ってきたりしません。必要以上に保護者を身構えず、まずは保育を充実することを大切にして下さい。

 

保護者さんとの対応については、この他にもいろいろな事例があります。

 

特に、経済的な問題や両親が上手くいっていないなどの夫婦の問題になってくると、相談を受けても、解決不可能なこともあります。そういった場合は、「話を聞いて相手の気持ちが軽くなったら嬉しいな。」と考えて、自分の無力を責めないように気をつけましょう。

 

 

保護者の中には、保育士の立場になって励まして下さる方も、いっぱいおられます。どうか、そういった方々の温かい思いを、自分の支えにして下さいね。

 

関連記事

  1. 保育園義務化はできるのか?
  2. 所沢市育休退園の問題って・・・ part2
  3. 所沢市育休退園の問題って・・・ part1
  4. 保育士の残業を減らしたい!!
  5. 保育士から違う仕事に転職できる?
  6. 職場の人間関係は、どんな感じ? ~よい職場をみわけるコツ~
  7. 仕事とオフの切り替えをしよう!
  8. 悩みすぎないことも大切です!
  9. どうしたら時間をうまく使える?
  10. いろいろな講習会に行ってみよう!