潜在的待機児童ってなあに?

潜在的待機児童ってなあに?

そもそも、保育園の「待機児童」てなあに?そして、最近よく聞かれるようになった「潜在的待機児童」とは、どうちがうの?

そんな疑問にお答えします。

まず「待機児童」とは・・・

保育所の待機児童は、保育所への入所・利用資格があるにもかかわらず、保育所が不足していたり定員が一杯であるために入所できずに入所を待っている児童のことと定義される。(庄司洋子他編『福祉社会辞典』p.668, 弘文堂, 1999年)

それに対して、「潜在的待機児童」というのは、

厚生労働省の統計では2003年度以降、“他に入所可能な保育所があるにもかかわらず第1希望の保育所に入所するために待機している児童”や“地方単独保育事業を利用しながら待機している児童”は、待機児童から除かれている。このため実質的な待機児童数は公表されている統計よりも多いとみられ、「潜在的待機児童」として取り上げることもある。(Wikipedea 待機児童) 


つまり、保育園に入所できなくて、空きが出るまで無認可保育園に預けている子どもの数は、待機児童として数えられていないのですね。

保護者さんたちの中には、子どもが小さいうちは、小規模保育園でもいいけれど、小学校に上がるまでには、もう少し大きな集団生活を過ごさせてやりたい。広い園庭や設備の整った保育園に通わせたいという希望もあるのですね。

このあたりは、本当に難しいところですね。


保育園が足りないから、もっとつくってほしいという「量」の問題がまずあって、それに対応するため、待機児童の多い都市部では、規制を緩和して小規模の保育園をつくったりしています。

私の住んでいる地域でも、コンビニの跡地やマンションの一室が預かり保育の施設になったりしています。施設を建てる費用もかからず、スピーディーに開設できる半面、戸外に子ども向けの遊具などはなく、近くの公園などを利用することになります。

(ちょっと話がそれますが、園庭に設置してある遊具や砂場などは、ものすごく高額なんですよ!安全性の高いものを使っていますし、メンテナンスも定期的に行っています。)

早く保育園をつくってほしい、保育料はできるだけ安い方がいいという思いとは別に、わが子を通わせる保育園は、自然豊かで、友達とのびのびと遊べる保育園であってほしいという、「質」の願いもあるんですよね。


そんな方たちが多くて、潜在的待機児童が生まれてくるのでしょうね。現在6万人いると発表され、政府も緊急対策を考えているようです。
http://www.sankei.com/life/news/160328/lif1603280033-n1.html (産経ニュース)



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